葉桜

こんにちは。「ひなたの風」です。

いつも、ブログを読んで頂きありがとうございます。

今年は桜の開花が早かったため、もう葉桜になってきましたね。

本日は、認知症中核症状のなかで「実行機能障がい」について

目次

少しお伝えしたいと思います。

 

「実行機能障がい」

健康な人は、頭の中で計画を立て、たとえ予想外のことがおきても

適切に対処することが出来ます。認知症になると、計画を立てたり

することができなくなり、日常生活を首尾よく営めなくなります。

健康な時であれば

スーパーなどで買い物をするときに、大根をみて味噌汁を作ろうと

思ったとします。その場合、冷蔵庫にニンジンがあったから一緒に

入れようと考えて買い物をします。

実行機能障害がおきると

冷蔵庫の油揚げの存在を忘れているので、大根もニンジンも一緒に

買ってしまいます。

さらに、夕食を作るときには、大根とニンジンを買ったことを忘れて、

目に入った別の食材で味噌汁を作ろうとします。

このようなことが繰り返し起こり、冷蔵庫にニンジンがあふれるということになります。

※同じ食材が冷蔵庫にあふれ出したら注意が必要です。

保たれている能力を活用する支援を(残存能力の活用)

そばで見守り声をかけてくれる人がいれば、料理を作ることは出来ます。

「大根とニンジンを買いましたね。つかいましょうか。」などの声かけで

食材の準備もできます。ちょっとした支援で認知症の人には出来ることがたくさんあります。

その他

認知症による記憶障がい、見当識障がい、理解・判断の障がいのために、

周囲からの刺激や情報に対して正しい解釈が出来なくなることがあります。

認知症になると、その場の状況が読めなくなり、予期せぬ反応をされるときがあります。

介護に携わっている方であれば、そのような反応を体験された方は多いと思います。

しかし、認知症のひとの行動の特徴をわかっていれば、

本人にとっては不自然な感情表現ではありません。。

認知症サポーター養成講座を受けて。

認知症サポーター養成講座を受けて「記憶障がい」

認知症サポーター養成講座を受けて「見当識障がい」

認知症サポーター養成講座を受けて「理解・判断力の障がい」

 

本日も介護旅行・介護タクシー「ひなたの風」のブログを読んで頂き、

ありがとうございました。

季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆様もお体には気を付けて下さい。

次回のブログでは、いよいよ行動・心理症状とその支援について書きたいと思います。

それでは、素敵な一日をお過ごしください。