こんばんは。介護旅行・介護タクシー(準備中)の「ひなたの風」です。
今日は日中は暖かく、とても外出がしたくなる陽気でしたね。
以前、私が介護職員初任者研修を受けに行く中で、
「認知症サポーター養成講座」を受講いたしました。
この講座は、85歳以上の高齢者では4人に1人がなるといわれる
認知症について理解をし、認知症を見守る「認知症サポーター」を一人でも増やし、
安心して暮らせる町を、みんなで作っていくことを目指しています。
その時の事を思い出しながら、認知症といっても種類と、
それぞれの特徴について少し触れたいと思います。
目次
1.アルツハイマー型認知症
認知症と言うとアルツハイマー型認知症が多く、全体の約50パーセントを占めます。
特徴としては、比較的早い段階から記憶障がい、見当識障がいのほか、不安、うつ、
妄想が出やすくなります。
2.レビー小体型認知症
次いで多いのがレビー小体型認知症です。パーキンソン症状や幻視を伴い、症状の変動が
大きいです。
3.前頭側頭型認知症
前頭側頭型認知症は司令塔役の前頭前野を中心に傷害されるので、がまんしたり、おもいやり
などの社会性を失い、「わが道をいく」行動が特徴です。
4.脳血管性認知症
ほかに脳血管性認知症があります。脳梗塞、脳出血、脳動脈硬化などのため、
脳の神経細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、その部分の細胞が死んだり、
壊れてしまいます。その結果、意欲が低下したり、複雑な作業が出来なくなります。
このように認知症にも違いがあり、
残念ながら、認知症の治療薬はありません。
認知症の方と向き合うためには、「中核症状」と「行動・心理症状」を
知る事がとても重要なことだと思います。
なぜなら、「中核症状」は治りにくいですが、「行動・心理症状(BPSD)」は
治る可能性があるからです。
次回のブログでは、「中核症状」と「行動・心理症状(BPSD)」について
書かせて頂こうと思います。
それでは、こんばんも素敵な夜をお過ごしください。