こんばんは、ひなたの風です。

本日は私共が介護旅行、介護タクシーを始めようと思ったきっかけについて、

お話したいと思います。

私は大学受験時期に祖母の家に住み、塾に通う生活をしていました。

大学受験をひかえ、ぴりぴりしていたため、なにかと祖母とぶつかることが多い

一年を過ごしました。

それでも祖母には、毎日お弁当を作ってくれたりとてもお世話になっていました。

そのおかげもあり、目指していた名古屋工業大学に入学出来ました。

そして、無事に大学を卒業しメーカーに就職することが出来ました。

就職してしばらくすると、実家から祖母が脳梗塞で倒れたと連絡があり、

慌てて帰ると表情が変わってしまった祖母がいました。

それ以来、会うたびに細くなっていく姿を見たときに、

「もっと祖母と旅行に行き、思い出を作っとけば良かった。」

「介護が出来たら一緒に出掛けられるのでは?」

そう思ったことが始まりでした。

残念ながら、倒れて以来一緒に旅行は出来ませんでしたが、

28歳でメーカーの営業職を辞めて、介護職員初任者研修を修了し、

介護施設で3年間働きながら学びました。

現場を通じて、人手が足りないために、なかなか外出できない

利用者様を見てきました。

介護タクシーや介護旅行を通じて、外出をしたくても出来ない方や、

過去の僕のように歩けなくなった家族との旅行をサポートして、

感動するサービスを提供できるようにと考え、

この「ひなたの風」を創業する決意を致しました。

まだ、サービスを提供するためには、解決しないといけない

課題が山積みですが、一歩づつ前進してまいります。

介護旅行起業奮闘記 第1章