こんばんは、ひなたの風です。

先日の台風21号は関西でも暴風、大雨で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

最近は一日一日秋が深まり、寒くなってきましたね。私ごとですが、生姜ご飯を食べ、昨年購入したライトダウンジャケットを着て風邪を引かないように寒さ対策をしております。

さて、本日のお話は、私が介護の門を叩いた時のお話を少しさせて頂きます。

大学卒業後3年間務めたメーカーの営業職を辞め、「介護の仕事をするぞ!」と決断したのは2014年の4月でした。

前の職場では新年度を迎え、九州営業部の新規立ち上げの話が上がり、その立ち上げのため転勤辞令が出ていました。

転勤し、新しい地での立ち上げには数年の歳月は必要であることは、私にも分かっていました。

営業の仕事は大変ですが、とてもやりがいのある仕事で続けたい気持ちもありました。

なので、介護の仕事をするか今の会社で九州営業部の立ち上げに携わり、営業スキルをあげるか、、、

色々の葛藤がありました。。。

しかし

本当に自分がやりたい事はなにか、、、

人生でやり遂げたい事は何なのか、、、

自分の心に耳を澄ませ、「起業奮闘記 序章」でお伝えした、祖母の出来事を思い返し、介護の仕事をし、起業を目指す決断をしました。

2015年2月、大阪の専門学校で介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)を受講し、そこで介護の基本的な考え方を教わりました。

指導して頂いた先生方はとても熱心で、倫理的な指導までして頂き、毎日の授業を受けるたびに介護の仕事について興味を深めていきました。

また、共に介護を学んだ同期の仲間がとても素敵で、色々な人生経験をされていました。「こんな、色々な人が介護の業界に入り、それぞれの長所を生かして介護の仕事をしていくことになる。手をつないで協力し合えば素晴らしい組織が出来て、素敵なチームケアが出来るだろう。」そんな風に感じさせてくれる環境でした。

そんな同期と共に学習し、あっという間の2か月が過ぎました。

無事に仲間と卒業が出来て、本当に最高の思い出の一つになりました。

2015年4月、小規模居宅型介護サービスの事業所に入社が決まり、いよいよ現場での仕事がスタート、、、

学校で心構えや考え方を学びましたし、技術についても多少の知識はつきました、、、

ただ、いくつも不安がありました。

正直なところを言えば、

自分のばあちゃんの介護をするのではない、、、介護の仕事として高齢者の方の介護をする、、、ちゃんと心を通わせて接する事が出来るのか、、、利用者様を好きになれるのか、、、排泄介助も出来るのか、、、

そんな不安が頭の中をぐるぐる巡っていました。

しかし、ついに初の出勤日が来てしまいました。

<起業奮闘記 第3章へつづく>

小規模多機能居宅介護

※厚生労働省ホームページより画像引用

起業奮闘記 第1章

起業奮闘記 序章