8月のある金曜日、高齢者施設の管理者様からの一通の電話で動き始めました。

ご紹介いただいた方は、かつては元気に歩いていたけれど、最近は歩く際の転倒が増えてきたことから、淡路島への旅行中と旅行先での移動などのサポートを求められました。

お話を伺うと、その方は末期がんとの厳しい闘病生活を送られていました。多くの人が旅行をあきらめがちなその状況で、旅の夢を追い求めるその心意気に、私たちは深く感銘を受けました。

当初の計画では、ご本人様の車椅子を使用しての移動を予定していましたが、車椅子のままの移動は体への負担が心配されました。

そこで、車内でリクライニングシートにしっかりと移動していただき、安全で快適な移動を目指しました。

淡路島での滞在は、家族の笑顔と温かな時間に包まれていました。

家の中は完全にバリアフリーではなく、特にお手洗いなどの移動には細心の注意を払い、ご本人様が安心して過ごせるよう全力を尽くしました。

淡路市のご宅での家族との食事の時間は、愛情と絆を感じるひとときでした。

その笑顔、その会話、それがこの仕事の最大の報酬でした。

3日間の旅は、あっという間に終わりを迎えました。

特に夜間のサポートが求められた今回の旅。しかし、それも含めて私たちにとっては、一つの大切な経験となりました。

この旅を通して感じたことは、人生の最後のステージでも夢を追い続ける力の大切さ。そして、その夢を実現するためのサポートが、どれだけの意味を持つかということです。

今回の経験は、私たちのサービスの原点とも言えるもの。

これからも、一人ひとりのニーズに応じて、心からのサポートを続けて参ります