こんにちは、介護旅行・介護タクシー ひなたの風です。

本日の尼崎市内はあいにくの雨ですが、

そんな日は、ホームページ作成を進めております。

まだまだ、ホームページで公表できていないこともございますが、

順次更新してまいります。

さて、前回はものとられ妄想について書かせて頂きました。

本日は「徘徊行動」について少し書かせて頂きます。

1.「徘徊」は原因を考えて対応する。

原因を考えれば対応策がでてきます。

例1:図書館で過ごすのがAさんの日課。

ある冬の日、いつもより2時間遅く出かけたため、

暗くなった帰り路、道にまよい夜遅くにつかれ

帰ってきた。

原因

場所の見当識障がいが原因です。

昼間、風景が見えれば大丈夫です。

明るいうちに帰れるように工夫すれば

一人で活動できます。

例2

Bさんは、日曜の朝、通っている公園に

行こうと自宅を出たが、迷い昼過ぎにとぼとぼと

自宅に帰ってきた。

原因

見当識障がいがすすんでいますので、

送り迎えをすることを考えます。

例3

Cさんは、ゆうがたになると、遠くのふるさとに

帰るとたびたび家を出て行こうとするが、ある日、

介護者が目を離したすきに出て行き、行方不明になった。

翌日に思いがけない場所で保護されました。

原因

症状としては、脳の活性が徐々に下がってくる夕方に、

場所や時間の見当識障がいが深まる場合があります。

昼寝などで、夕方の意識をはっきりとさせ、

場合によっては薬を使います。

例4

Dさんは、妻との買い物の途中、行方不明になった。

二日後に遠く離れた町で保護されました。

原因

認知症が進んでおり、常にだれかの見守りが必要です。

介護の支援を考えます。

軽度の見当識障がいによる「徘徊」では、時間や

送り迎えにより対応が可能ですが、

進行してくると常時見守りが必要になってきます。

このように

状況に合わせて対応が必要になります。

私の経験上、夕方になると帰宅願望がでてくるお客様もおられましたが、

環境をととのえたり、かかわり方を工夫することで変化はあります。

お薬による調整も重要になっていきますので、医師との相談も重要だと

感じております。

 

 

本日もブログを読んで頂き、誠にありがとうございました。

次回は介護旅行起業奮闘記 の更新を予定しております。

まだまだ、法人としての手続きや各種申請の準備段階ではございますが、

尼崎商工会議所様をはじめ、

多くの方々のご支援を頂き、こころより感謝申し上げます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。