こんにちは、「ひなたの風」です。
先日は起業準備の一環で、司法書士の方と面談してまいりました。
法律上の問題、課題がよく理解できましたので、
対応してよりご満足の頂けるサービスや仕組みを構築してまいります。
さて、前回のブログでは、「見当識障がい」についてお話しました。
今回は、認知症サポーター養成講座をうけて、
認知症の「理解力・判断力の障がい」についてお話したいと思います。
目次
・理解・判断力の障がい
認知症になると、物事を考えたり判断にも支障が出てきます。
1.考えるスピードが遅くなります。→急がせない
時間をかければ自分なりの結論に至ることが出来ます。
2.二つ以上の事が重なると上手く処理できなくなります。→シンプルに伝える
一度に処理できる情報の量が減ります。念を押そううと長々と説明すると、
ますます混乱してしまいます。
必要な話は、シンプルに表現することが重要です。
3.いつもと違う出来事で混乱しやすくなります。→補い守る
お葬式での不自然な行動や、夫の入院で混乱してしまった事から
認知症が発覚する場合があります。
予想外の事が起こった時に、補い守ってくれる人がいれば日常生活は継続できます。
4.目に見えない仕組みが理解できなくなります。
・目に見えないメカニズムが理解できなくなります。
自動販売機や交通機関の自動改札機、銀行のATM等の前でまごまごしてしまいます。
全自動洗濯機やIHクッカーなどもうまく使えなくなります。
認知症になってからの買い替えは混乱を招くことになります。
・「倹約は大切」と言いながら、セールスマンの口車にのって高価な羽毛布団などを
買ってしまうことも起こります。
5.計算力の低下
数字に関係したことを把握する力や、計算力の低下が初期の段階から目立ちます。
レジで商品代金のしはらいで、混乱してしまうことも出てきます。
注意して見守り、声掛けが必要です。
上記のように、認知症になると今までできた判断や理解にも影響が出てきます。
認知症の方と向き合う中で、このような事を抑えておくことで支援の方向性が
変わると思います。
本日もブログを読んで頂き、ありがとうございました。
次回は、「実行機能障がい」についてお話したいと思います。
素敵な一日をお過ごしください。